『ほしいものリスト』で注意したいこと 高額商品と贈与税と石油王
皆さんAmazonの『ほしいものリスト』というシステムをご存じでしょうか?
結構前から開始されている有名なサービスなので知っている方も多いとは思いますが、一応簡単なご説明をさせて頂きます。
『ほしいものリスト』とはAmazonに登録されている自分が欲しいと思う商品をリスト化し、そのリストを自身のブログやサイトに公開することで、その利用者様や知り合い等から善意でプレゼントとして送っていただけるというサービスなんです。
受取人差出人の名前もハンドルネームにできて設定すれば互いの住所はAmazon側で消してくれるらしいので身バレの心配も無いんだとか。
参考:
本当に便利な世の中になりましたね。
ほしいものリスト公開における注意点
ただ気を付けておきたいのが「〇〇くださーい」「〇〇くれたら嬉しいなー(ちらっちらっ」
みたいな露骨な催促をするような行為をするとAmazonの規約違反になってしまうだけでなく「同情をかって金品を求める行為」として法にも触れてしまいます。
過去には書類送検されてしまった例も。
あくまで送る側が善意で『あげたい』いう気持ちからのプレゼントである事が大前提のシステム。
なので、間違っても稼ぐ手段としては考えないほうが良いでしょう。
贈与税にもご注意
更に気をつけなければいけない点もう一点。
1年間に送られたプレゼント等の総額が110万円を超えると贈与税がかかってくる点も注意です。
ただ手続きやその他諸々掛かる税金が後々面倒(自動車税、車庫証明)なものの上記のプリウス等も総額100万以内に収まりますし、110万円というのは色々可能性のある数字ではあります。
もし税額に収まる高額商品がほしい方はワンチャン狙ってリストに入れてもいいかもしれません。
もしかしたら見ず知らずの大富豪の方がプレゼントしてくれる可能性も?
石油王の善意にもご注意
110万円を超えると贈与税がかかってきますという警告をさせて頂きましたが、ようは税金をとられても損をしないぐらい価値のある商品であれば良いわけですね。
なのでもし高額商品を貰った時の為の、解りやすい例を示すためにAmazonの中で最も高額の商品とその贈与税についてザックリ調べてみました。
One&Only jewellery 55カラット
総額¥5,550,000,000
55億5千万
最初0が多すぎて何回も数えなおしましたが、55億で間違いありませんでした。
いくらネットショッピングが主流になりつつある世の中でも億単位の商品ポチる奴どこにいるんだよ…売る意味あるんかコレ。
と調べた結果に突っ込みを入れたものの、この商品を購入したレビュワーが結構いらっしゃったみたいで、皆さんガラスを切るのに使ったり水切りで遊んだりして使っているらしいです。
日本にもまだこういう余裕のあるお金持ちの方がいると思うと希望が湧いてきますね。
そしてこのダイヤが送られてきた場合、この商品だけにかかる贈与税は
45,000,000以上にかかる税率55%-基礎控除額6,400,000
※所得や諸々の税金は換算せず