もし自分が若者でなくなったとしたら、あなたはどうしますか?
今回はいつもの稼ぐには~というタイトルから少し離れて、社会情勢に触れてみたいと思っています。
何故今回こういった記事を書くに至ったか。それは最近、若者が~っとネガティブなニュース等が流れる事が多さに疑問を感じていたからです。
こういった若者だけに狙いを絞った批判が、どうも私は好きになれません。
いつの時代どの世代でも問題行動を起こす人は一定数います。
だのに少し統計的に数が多かったり問題ある一部だけを取り上げ何故私たち若者ばかり晒上げて悪者扱いするんだろうと。
正直いつも、この手の話が出る度に憤慨していました。
同時に大体若者ってどれ位までの年代を指すものなのかという疑問も湧いていました。
その都度、曖昧な定義で不特定多数の人たちに重荷を負わせ、悪いイメージを押し付けている。そう『若者』というのは、不確定であやふやな言葉なのです。
私は社会派ブロガーとして『若者』という定義をハッキリさせ擁護する記事を書き、傷ついている『本当の若者』を救いたい。そう思い、すぐに行動に移しました。
まず正確な年齢を調べるべく、精密な調査(グーグル検索)に乗り出します。
検索して見るとトップには15歳から34~39歳までとの結果が。
うーん……。
正直、この内容にピンとこかなかった私は、納得できる回答を探すために関連サイトを巡回しました。
するとマイナビさんの記事で「大学生位がもっとも若者真っ盛りといわれている」等と書かれている記事があるではありませんか。
同記事にそんな大学生が思う若者の年齢上限は一体何歳なのか?あるそうなので、この記事を参考に今回のブログを書こうと決めました。
そら東証一部上場/大手人材広告業のマイナビさんがいうなら間違いないですからね(権威主義)
「いつまで若者面してんだよw」
大学生の回答で1番多かったのは
…
……
………2〇!?
(※ネタバレ防止)
えっ
ああ……ああ、そんな。
そう。察しの良い方なら気付かれたでしょう。
私はあれだけ庇ってきた若者達の仲間では、もうなかったのです。
いままで共に歩んでいたはずのカテゴリーから、いつの間にか弾き飛ばされてしまいました。
「いつまで若者面してんだよw」
この結果を見た後、別に言われたことは無いですが、そんな声が聞こえてくるまでに私は追い詰められていったのです。
若者から離れるというのはどういうことなのか
私はショックを受けしばらく悩みました。
自分の感情に戸惑っていたのです。
一体何故こんなにも『若者』という言葉から離れてしまったのを寂しく悲しいく感じるのかと。
もう『若者が~』というにニュースを聞いて心を痛める必要がないのに。
単純に老いるのが怖いというのあるでしょう。
近年、誕生日が近づくと何故か不機嫌になってしまうし、漫画やアニメの悪役キャラが不老不死を求める気持ちも理解できるようになっていたし。
でもきっとそれだけじゃないんじゃないか。そう思っていたのは心の奥にある『違和感』が引っかかっていたからです。
私は来る日も来る日も自分と向き合い、深く考え、そしてようやく違和感の正体に辿り着きました。
それは自身が年齢に見合った人間になれていないのではないかという『不安』
あんなに大人に憧れていたのに、いつからか歳を重ねることを素直に喜べ無くなってしまった自分がいました。
小中高大、成人、社会人と立場が変わるたびその立場相応の成長や責務に応えようとしてきたはずのに。
ただ同じような日々を同じようにこなしていく日々の中で「自分は成長」できているのか? という疑問を心の奥底に閉じ込めていました。
きっと私は社会人になってから、ただ歳だけとって成長という時計が止まり、知らず知らずのうちに『若者』『まだ若いから』という針にしがみ付いていたのかもしれません。
お恥ずかしい限りですが、今回の事で一つ区切りがつきました。
今は年齢に見合う自分になれるように努力しなければ、という意欲も湧いています。
正直カテゴリーから外れて若さというものが羨ましいという気持ちもありますが、同時に若者に対して厳しく言いたくなる、その気持ちもほんの少し理解できました。
それでも……私は「若者が~」っと傷つけていた人たちのようにはならず温かく見守っていく人になろうと思います。
若者の見本になれるように。
悲劇の連鎖はどこかで食い止めなければいけないのだから。
若者から離れ本物の大人へのスタート
憑き物がおちたようなどこか清々しい気分です。
では若者を卒業してから最初の感想を書いて締めたいと思います!
さて冒頭で話した最近若者が~っとニュース等で流れる事について
いやー私は思いましたね。
若者にはしっかりしてほしいもんですよ。
我々が若者と呼ばれていた時はもっとちゃんとしていた気がしますけどね。
時代なんですかねー時代。
立場によって人は変わる。
今日それを学んだ気がします。